2010年10月19日
「がんの最新療法」をご提供する三番町ごきげんクリニック(東京都千代田区)の院長、澤登雅一は、10月17日(日)、点滴療法研究会主催による、国際点滴療法会議 設立記念国際シンポジウムで「難治性悪性腫瘍に対するビタミンC大量点滴療法の役割」と題する講演を行いました。
本シンポジウムは、「国際点滴療法会議」の設立を記念して開催されたもの。「高濃度ビタミンC点滴療法によるがん治療」をテーマに、米国でもっともビタミンC大量点滴療法の経験を持つリオルダン・クリニック所長のロナルド・ハニハイキ博士、ビタミンC研究で著明な英国スタッフォードシャー大学のスティーブ・ヒッキー博士、カナダのマギル大学で臨床研究を進めるジョン・ホッファー博士、血液悪性腫瘍に対するビタミンC療法の研究を行っている東海大学血液腫瘍内科の川田浩志准教授など、この分野のエキスパートが国内外から集まり、講演しました。
澤登は、自身が非常勤講師を勤める東海大学血液腫瘍内科が進める基礎的、臨床的研究にも触れながら、がん治療における「ビタミンC大量点滴療法」の効果、科学的根拠、リスクについて説明。その上で、「今後、より多くの症例やエビデンスを必要とするものの、抗腫瘍効果を示す明確なメカニズムが少なくとも1つは存在し、重篤な副作用もないため、本治療は代替療法ではなく、“新しいがん薬物療法”として考えていくべきである」と述べました。
さらに、当院での症例をご紹介しました。
講演最後、澤登は「ビタミンC大量点滴療法」の今後の課題として、同治療法が有効である症例をより明確にするために、治療効果が予測できるような指標をみつける必要があること、がんの個別化治療が進むなか、他の分子標的治療との組み合わせで、より高い治療効果を目指すことの必要性を説いて講演を締めくくりました。150名を超える医療関係者からは、本治療に期待する声が多数寄せられています。
2005年の設立以来、がん専門医である澤登雅一院長のもと、肺がん、胃がん、大腸がん、前立腺がん、乳がん、悪性リンパ腫など、さまざまながんの患者さまにむけてがん治療を行っている。「高濃度ビタミンC点滴療法」のほか、分子標的治療薬で副作用がほとんど出ない「フェニルブチレート療法」、米国で脳幹部腫瘍に対する第三相臨床試験が進んでいる「アンチネオプラストン療法」を中心に数々の成果を出している。また、東海大学と共同で基礎的・臨床的研究も進めている。
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