2012年12月3日
アンチエイジング医療を提供する三番町ごきげんクリニック(東京都千代田区、院長 澤登雅一)は、LOX-index(ロックス・インデックス)検査をスタートしました。LOX-indexとは、血液中の酸化LDL(悪玉)コレステロールの値と、その受容体であるLOX-1(ロックスワン)の値を掛け合わせた数値によって脳梗塞、心筋梗塞の今後10年以内の発症リスクを診断する、現段階で最新かつ唯一の指標です。
脳や心臓の血管が詰まる恐ろしい病気、脳梗塞、心筋梗塞の初期症状は血管が硬くなったり、プラークができたりする動脈硬化の状態です。しかし、動脈硬化は自覚症状がほとんどないため、早期発見が容易ではありません。LOX-index検査は、今年新たに確認された動脈硬化の原因物質の血液内含有量を数値化することで、現在の動脈硬化のリスク、また、将来的な脳梗塞、心筋梗塞の発症リスクを診断します。
LOX-indexの検査結果は、
について解説します。
その結果を受けて、リスク回避の方法を選定し、脳梗塞、心筋梗塞の発症に備えることができます。
国立循環器病研究センターによる、約2300名を対象にした約10年間の追跡調査によると、「LOX-indexが高い人のグループでは、脳梗塞発症リスクが低い人のグループの約3倍、心筋梗塞発症リスクは約2倍となる」ことが判っています。
検査結果の数値が高かった場合、三番町ごきげんクリニックでは、頚動脈エコー、脈波伝播速度検査(CAVI)、血管造影やMRI/MRAなどの検査を、必要に応じて行うことをお勧めしています。また、医師から食生活、運動、サプリメント、その他生活習慣改善のアドバイスやキレーション療法(点滴*次頁補足資料ご参照方)などの治療法をご提供いたします。
当クリニックでは、日本人に一番患者数が多い、動脈硬化が原因となる血管系疾患を予防するために、いち早くLOX-index検査をご提供しています。手軽な検査で、血管系疾患のリスクが測れることから、LOX-indexの検査を希望する方が非常に増えています。
<速報>
動脈硬化の一歩進んだ対策、キレーション療法を米国立衛生研究所が評価
コレステロール値が高い人への対策は、一般的には食事と生活習慣の指導、薬の処方に留まっていますが、コレステロールを下げる薬は、副作用などのデメリットも懸念されています。一方で、体内の有害重金属を取り除くキレート剤を、点滴によって投与するキレーション療法は、動脈硬化の改善に有効であることが明らかになっており、米国では年間数万人が動脈硬化に対してキレーション療法を受けています。しかし、エビデンスが十分でないとして、医学会では批判的な見方もありました。
ところが、本年11月にロサンゼルスで開催された米国心臓病会議(American Heart Association: AHA)において、米国立衛生研究所(NIH)などが実施した、動脈硬化に対するキレーション療法の有効性に関する大規模臨床試験の結果が発表され、キレーション療法が心血管疾患再発予防に有用であり、特に糖尿病患者において顕著であることが示されました。この学会発表は、キレーション療法の効果について米国医学会の本流が、ある一定の評価をしたとして、非常に注目を集めています。
三番町ごきげんクリニックでは、動脈硬化改善に向けた治療の一つであるキレーション療法を、米国先端医療学会(ACAM)キレーション治療認定医(CCT)の指導のもと、安全にご提供しています。
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三番町ごきげんクリニック 広報担当:市川美穂、大谷恵
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