フェニルブチレート療法

フェニルブチレート療法とは

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新しい分子標的治療薬「フェニルブチレート」

薬剤イメージ

フェニルブチレートは、がん治療における分子標的治療薬です。遺伝子そのものに働きかけるのではなく、遺伝子の発現を調節する因子に働きかける、エピジェネティック療法のひとつです。
米国食品医薬品局(FDA)の認定外のがん治療薬として処方されており、日本でも標準外でのがん治療薬として使用されています。
一方で、がんとは無関係の先天性疾患(尿素サイクル異常症)の治療薬として、米国(FDA)やヨーロッパではすでに認可され、小児を中心に安全性が確認されています。
これまでのさまざまな研究によって、フェニルブチレートががん細胞の分化を誘導することが確認されてきました。臨床研究では、脳腫瘍・黒色腫・白血病・結腸がん・前立腺がんなど、さまざまなタイプのがんに対する効果が報告されています。
また、フェニルブチレートのもつヒストンデアセチラーゼ阻害作用に抗がん作用があることが認められ、大腸がんや乳がんにおけるがん細胞の増殖が抑制されることもわかっています。
部位を特定しない、あらゆるがんに対して治療効果を示すのが、新しい分子標的治療薬であるフェニルブチレート療法です。

当クリニックにおける個別化医療と、フェニルブチレート療法

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治療薬の組み合わせで患者さん個々に最適な治療法を

抗がん剤治療の場合は、がんの種類によって、投薬効果のあった過去の臨床例がデータとして蓄積されています。その中で好成績をおさめた抗がん剤の組み合わせが、優先して臨床に使われていきます。
しかしそれは、いわば画一化された治療によるアプローチです。実際には、人によって薬剤の有効な組み合わせは異なるはずで、その人に合う治療薬も一概には規定できないものです。
分子標的治療薬は、多くの薬剤は標準外での治療になります。しかし場合によっては、標準外の薬による分子標的こそ、その人がもっているがん細胞の性質かもしれないのです。つまり、細胞や遺伝子についてしっかり調べてみないことには、真にその人に合った治療薬は決められないということです。
当クリニックでは、分子マーカーを細かく調べることで細胞や遺伝子の性質を見極め、患者さん個々の症状に見合った最適な抗がん剤の組み合わせを選択しています。フェニルブチレートを軸に、他の抗がん剤治療をどう組み合わせるかが、個別化治療としての基本的な考え方になります。
たとえ標準外の薬剤であっても、治療に向けた可能性があるのなら、使うことを積極的に考えるべき、というのが当クリニックにおけるがん克服への考え方です。いま行っている標準治療に、新しい標準外治療を加えることで、相乗効果による劇的な効果が期待できる可能性もあるのです。
そのための新しい治療法の一つが、フェニルブチレート療法。その人に最適なコンビネーションを考える個別化治療の核となる、他施設ではできない当クリニックならではの最先端のがん治療法です。

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